管理職になれずに悩む人もいるかと思いますが、
最近は男性・女性に関わらず、
管理職になりたくないと悩んでいる人もいますよね?
今までそれなりに真面目に働いてはきたけど、
これから、上司のような働き方になることに疑問を感じる、
でも、簡単に転職や退職をするわけにもいかない。
僕もそんな悩みを抱えている一人です。
今から、管理職としての自覚を持って仕事をしろ!
そんなんじゃ、昇進できないぞってお説教を今日もされたよ。
そもそも、なりたいと思えないのにな~。
期待されてるってことじゃないの?
まあ、怒られたくない一心で頑張ってはいたね。
すごい後ろ向きな頑張り方だったんだね・・・。
性格的に向いてるとも思えないしね
グイグイ引っ張って行くタイプではないもんね。
悩んでいるのはこんな人
- 氷河期サラリーマン
- 現場職を続けたい人
- 人を動かす業務に魅力を感じられない人
- 給料や名誉より穏やかな暮らしをしたい人
相談者のプロフィール
最初に伝えておきますが、残念ながら解決方法はありません!
どんな本を読んだとしても、どんなに優れた人のブログを見たとしても、結論は自分で出すしかないと思います。 あなた自身の答えを出すための参考として貰えればと思います。
管理職の役割について
- 業務の進捗管理
- 従業員の労務管理
- 経営層と一般社員の橋渡し
本来であれば上記の役割を段階的に少しづつ担っていくのが理想の成長コースだと思います。 ですが実際のところ、少ない人数で業務を回すことが求められているので、 急にプレイヤーからマネージャーへの変化を要求されたりや プレイヤーとマネージャーの兼務を求められる状況となっていますよね。
昔は管理職って、座ってるだけで
何やってんだろうな~って思ってましたが
この歳になってようやく苦労がわかってきました。
メリット・デメリット
メリット
- 給料が上がる(場合によっては)
- 自分がガムシャラに働く必要は無い(人がいれば)
- 社会的な名誉を得られる?
デメリット
- 業務の責任も持つ義務がある
- 部署の業績を上げる必要がある
- 給料が上がるとは限らない
- 休日がなくなる
- 労働時間が増える
- 正解の無い仕事がほとんど
- 現場業務がわからなくなる
色々書きましたが、 管理職になりたくない最大の要因は責任が重くなることではないですか? 自分ではどうすることもできない問題が発生してしまった際に 役員クラスが集まる会議で釈明 場合によっては客先まで赴き謝罪 自分が責任者の立場で参加したことはありませんが同席しているだけで、非常に大きなストレスを受けました。 殴られたり、叩かれたりするような物理的な危害はありませんが 間違いなく命に係わるようなストレスだと思います。 最近では パワハラ・セクハラ、コンプライアンスなどなど すこし前であれば話題にはならなかったであろう問題を 一身に背負わされるポジションとなっていますよね。 正解のある問題ではないので、 なんとかしろ、うまくやってくれ こんな感じでさらに上の人から指示されることでしょう。 日常業務を維持するだけでも大変なのに容量オーバーになること間違いなしです。
ずいぶん、偏ったリストになっているんじゃないのかな?
僕は管理職になりたくない派の中で、
向いてないグループに所属している人間だからね
まるでエリートグループのような言い方だけど、
全然カッコよくない・・・。
今後の展望
デメリットが多そうだけど、
今後は変わってくるかもしれないから、
将来性について調べてみたよ。
近い将来に求められること
- 女性従業員の割合増加への対応
- 育児休暇の取得増進への対応
- 高齢者の雇用延長への対応
- 環境問題への対応
等々・・・。
とりあえず、この辺の対応を
今後、求められてくるみたいだよ。
厳しい・・・。
今の状態でも
一部の人が大きな負担が背負っているというのに・・・。
大きな責任を負うこと、休みが無くなること、 決して給料が上がるわけではないこと等 モヤモヤさせられることばかりですが、 更に求められる内容は厳しくなるのではないでしょうか? 育児休暇の推進や高齢者が働きやすい職場にすること等 全て大賛成ですが、 ギリギリの人数しかいない職場ではどのように対応すれば良いのでしょうかね?
少し遠い将来の予想
先行きが暗いから、
もうちょっと先のことを考えてみたよ
- 管理職の地位向上
- 残業の減少により一般職の給料低下
先のことはわかりませんが・・・。 管理職になりたくない人がこのまま増え続けるのは企業にとっても確実にマイナスです。 きっと今後の待遇は上がってくるでしょう。 逆に一般職員は今後さらに残業が減る(出来ない)ことが予想されるので、社内の格差が拡がるのではないかと思います。
それなら、頑張ってなってみた方が良いんじゃない?
変わったとしても、
あと10年はかかるんじゃないかな?
僕の世代は恩恵を受けることは難しそうかな。
選べる選択支
- 管理職の打診を断る
- 昇進試験に落ちる
- 推薦されないように仕事のミスを連発
- 転職
いくつか考えてみましたが、変なレールに乗ってしまったサラリーマンが
無傷で管理職を避ける方法は難しいと思います。
本来であれば、仕事を真面目にこなした人が
更にステップアップする状況であるのに、
転職を検討し始め、
逆にのんびり働いてきた人の方が安定した生活を続けるという
報われない状況となってしまっていますよね。
準備できること
どの選択支も選ばなかった場合(選べなかった場合)、 管理職になるという道を進むことになると思います。 少しでもダメージを緩和できる方法は無いか、 マネジメント系の本をいくつか調べてみたので、 いくつか紹介したいと思います。
- プレイングマネージャーにはなるな!
→そもそも人がいないのですが? - 管理職は嫌われることを恐れるな!
→パワハラで即、訴えられます。 - 管理職に休みがあると思うな!
→休みはほしいです。 - 職場を楽しくしろ!
→自分が楽しいと思えません。
残念ながら、
あんまり参考にできる本は見つけられませんでした・・・。
自己啓発系の本は実践できるかどうかは別として、読むと少しだけ前向きな気分にはさせて貰えますよね? 今回、記事を書くにあたって何冊か読んだマネジメント系の本を読んでみましたが・・・。 本によってバラバラかつ受け入れがたい内容が多かったです。 それだけ管理職というポジションが難しい状態になっているということなのかもしれませんね。
メンタルが弱っている状態でマネジメント系の本を読むと大ダメージを受けるので注意して下さい。
無理難題、できそうもない事、理想論の数々が書かれています!
管理職になりたがらない人が増えたのは草食系が増えたからとか
女性の雇用が増えたからとか的外れな指摘が書かれた本がいくつもありました。
僕が読んだ範囲では管理職を前向き捉えられる解決策は見つけられませんでした。 もし、あなたが管理職手前で悩んいるのでしたら、こちらであなたも調べてみてください。
時間が無くて、本を読む時間が無いという方はこちらのサービスもおすすめです。
管理職になりたくないあなたにできること
残念ながら、これからすぐに管理職が魅力的なポジションになることは難しいと思います。 世の中の流れのひずみが管理職というポジションに今、集まっています。 一会社員がこの流れを変えることは難しいでしょう。 では管理職になることを避けたまま、何もしないとどうなるでしょうか? 同期が出世、後輩が先に管理職になりますよね? 大きなペナルティが発生しない場合は問題ありませんが、仕事がやりにくくなる可能性は十分考えられます。 会社の中で仕事から一歩引いて、自分ができることを探してみましょう。 ・貯蓄を頑張り、早期退職を目指す。 ・副業を始めて、収入面の不安を減らす。 ・手に職をつけて、転職できる準備をする。 自分の将来のために何か準備をしておきたい人はこちらの記事も参考にして下さい。
なんだか大変な時代になってきましたよね・・・。
まとめ
現在、管理職は 経営層の理想と一般社員の権利強化の間に挟まれた存在となっています。 今までの経験を生かし、自分の思い描く裁量で業務を行い、 見合った報酬を貰うという理想の姿とは程遠い存在です。 現時点でいえば、首にならない程度に適当に仕事をしている人の方が効率的と言えますが、 今後もずっと同じ傾向とは限りませんので難しいところですね。 会社によってメリット、デメリットが違います。 人によって向き、不向きの度合いも変わってくると思います。 折り合いをつけられる部分を探しながら、 あなたにとっての最善の道が見つかることを祈っています。 僕も考えていきたいと思います。
ハルは今のところどうするつもりなの?
もうちょっと猶予はあるんだけど、
とりあえず、勇気を出して・・・。
勇気を出して?
一回、断ってみようかと思ってる。
勇気を出して、
昇進試験を受けるんじゃないのね・・・。
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